じゅうにひとえ (十二単衣) 

学名  Ajuga nipponensis
日本名  ジュウニヒトエ 
科名(日本名)  シソ科
  日本語別名  
漢名  散瘀草(サンヨソウ,sànyūcăo)
科名(漢名)  脣形(シンケイ,chúnxíng)科 
  漢語別名  退血草・散血草、紫背金盤、白毛筋骨草
英名  
2023/04/28 埼玉県皆野町蓑山 

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2007/04/29 野川公園自然観察園
2006/04/15 同上

2007/05/04 厚木市七沢

2024/15/17 植物多様性センター 

 近年、同属別種のセイヨウキランソウを ジュウニヒトエと称して、花壇などに植えている。
 キランソウ属 Ajuga(筋骨草 jīngŭcăo 屬)の植物については、キランソウ属を見よ。
 「和名十二單ハ其花重ナリテ生ズルヨリ之ヲ女官ノ重ネ着ル裝束ニ見立テタルナリ」(『牧野日本植物図鑑』)。
 本州・四国に分布。
 中国では(IPNIも同)、 漢土に産する Ajuga labordei を A.nipponensis のシノニムとし、散瘀草(サンヨソウ,sànyūcăo)・紫背金盤と呼ぶが、日本の研究者は両者を分けて二種とする。A.labordei の和名はシンチクキランソウ、臺灣・華東・湖南・兩廣・陝西・四川・貴州・雲南に分布する。
 中国では、散瘀草の全草を薬用にする。『全国中草葯匯編』下/596 
 江西・チベットでは、これを筋骨草の代用(正品はキランソウ)にする。『全国中草葯匯編』上/858、『(修訂) 中葯志』IV/686 

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